pokotan_RXのブログ

適当にアニメのことを書いてると思います。

2022年に見たアニメの感想を一言で

これは2022年の大晦日にツイートしたもののまとめです。
誤字脱字の修正以外は当時のツイートをそのままにし、追記分はその注釈をつけてあります。
これらのアニメは配信分をすべて視聴したうえでの感想です。
ただし秋アニメに関しては配信日の都合上最終話まで見ていないものもあります。
また、年をまたぐ作品も感想を書くことにしました。
2022年作品以外でも、見たものは一緒に感想を書きました。


『空色ユーティリティ』
「はじめの一歩」
1話だけなので感想もへったくれもないが、ゴルフ漫画は何となく好きなので見た。ほんと、物語の始まりだけだったけど、それはそれでよかったんかな?


『イロドリミドリ』
「とりあえずなずなちゃんを堪能できてよかったです」
元のゲームも知らずに見たので、ホントキャラを愛でるだけに終始しました。ショートアニメなのでそれでいいのだろう。


『スローループ』
「上手に釣れました」
再婚。親の違う姉妹。となかなかハードな設定を盛ってきて、それでいて暗くならないドラマが構築されてました。安易に百合が求められる昨今、人間ドラマで結びつく関係はほかの百合アニメにはない尊さがありました。


ヴァニタスの手記ジェヴォーダン編』
「耽美」
明かされるヴァニタスの過去。そうと知らずに罠を仕掛けられるノエ。絆は深くなるのに運命は二人を引き裂こうとする。続きが気になります。


『その着せ替え人形は恋をする』
「エロい」
五条くんは職人としていいんだろうけど男としてはどうなんだろう??真顔でエロゲーしてたし……。もしかしてあらかじめ抜いておいたのか?


『明日ちゃんのセーラー服』
「フェチズムがサイコー」
原作の時点ですごくフェチな絵を描いているのに、それをしっかりとアニメーションに起こしてるのが感動すら覚えた。こういうのが描ける人は、普段どんな風に世界が見えているのでしょうねぇ。


『怪人開発部の黒井津さん』
「僕たちの平和の裏にはこのような苦労があった」
あまり注目されてなかったけど22年冬アニメのダークホースだと思う。秘密結社を実際の企業に見立てるギャグは身につまされるものがある。


『時光代理人 -LINK CLICK-』
「終わんねーのかよ(´・ω・`)」
配信サービスの都合なのはわかるけど、続編を期待させるためだけにキリの悪い終わりをするやり方は個人的に嫌いです。せっかく面白かったのに。それとも分割2クールだったのか?


『薔薇王の葬列』
「じっくりと見るアニメ」
歴史、および戯曲で結末はすでに分かっているのに、それでも無理のないIFを期待させる。
追記:動画で語っているのでそちらもよろしく。

【アニメ】『薔薇王の葬列』が面白く見れるお話【CeVIO】 - ニコニコ動画


www.youtube.com

 


『佐々木と宮野』
「┌(┌^o^)┐」
ノンケ同氏が陥落するまでのお話。恋愛ものはくっつくかつかないかの瀬戸際が一番面白いから、一番おいしいところだけを厳選した贅沢な仕上がりになってます。


進撃の巨人 The Final Season Part 2』
「終わんねーのかよ、その2」
原作を大事にしてるのはわかるけど細切れすぎても集中が続きません(´・ω・`) 本当のファイナルは劇場でやるのかな??


『プリンセスコネクト!Re:Dive Season 2』
「大団円」
ゲームはノータッチの、アニメしか見てないので、何人か知らねーキャラがいたけど「これでいいんだろうな」と納得しました。物語の構成として盛り上げるのがうまいんですよね。


『あたしゃ川尻こだまだよ~デンジャラスライフハッカーのただれた生活~』
「マンガ読んでね」


『処刑少女の生きる道(バージンロード)』
「思ってたより面白かった」
昨今流行りの異世界転生モノのアンチテーゼのような構成は誰かやるだろうと思っていたけど、二転三転する仕掛けが秀逸で面白かった。実はSFの思考で作られてるよね、これ。


『八十亀ちゃんかんさつにっき 第4期』
「またひとつ名古屋のことが分かりました」
言うほど名古屋ネタにしてたか?w


『ヒーラー・ガール』
「色物かと思ったら極物だった」
チョー面白い。歌で治療とかいうメルヘンチックな設定のくせに成長物語として芯のある作りになっていて何度も泣いたよ。22年春アニメのダークホースだったね。もっと評価されるべき。


パリピ孔明
「チキチキバンバン」
若干出オチ感が否めない。トップスターを目指す英子にスポットを当てれば、だんだん三国志ネタが入れづらくなるのだから当たり前と言えば当たり前なのかもしれないが。視聴者が孔明の奇策を期待しすぎてもいけないのかも。


『BIRDIE WING -Golf Girls' Story-』
「令和の猿ゴルファーアマ」
自動でコースが作り変えられるギミックがほぼほぼ使い捨てなのはもったいないんじゃね?!w まだ見ぬ七色のバレットが楽しみです。


RPG不動産』
「微妙だった」
問題発生→解決までの過程があっさりしてて物語の緩急がないんだよね。きらら作品に何求めてるんだよとか言われそうだけど、ゆるい作品でも緊張感ってのは必要だと思うよ。


『であいもん』
「バスタオルを用意してご視聴ください」
弱いんだよ、こういう人情モノに(´;ω;`) 和の人柄がこれまたいいんだよ。甲斐性はないのかもしれないけど、人の気持ちを汲み取れるいいやつなんだよ。だから見捨てられないんだよ。


『まちカドまぞく 2丁目』
「がんばれシャミ子」
シリアス展開に寄って行ってるので前作ほどのはっちゃけっぷりがないのがちと残念。でもシャミ子と桃の物語が進んでいるのがわかるので面白く見れました。


『境界戦機 第二部』
「おりこうさんが作った物語」
筋を通そうとするあまり尖らせることができず、あっさり終わってしまった。そんな印象。足が逆関節のメカとか個人的にはカッコ良かったんだけどなぁ。


本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでられません 第3部』
「マンガはじめて物語~本の流通ができるまで~」
そろそろ原作を読んでもいいかなと思ってる今日この頃。アニメだとわからない背景世界が読みたい。


『かぎなど シーズン2』
「ゴールしていいよ」


『iiiあいすくりん2』
「カオス」
こういうのでいいんだよ。


『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』
「抱腹絶倒」
いや、ホント面白かった。第2話が世間の事情により放送中止になるかと思いきや復活したり、放送枠そのものがコントと化してた。お笑いをテーマに使うならお笑いの手法で作るべきなんだよ。


リコリス・リコイル』
「キレイにまとまったFEARゲー」
魅せ方と伏線の張り方がうまかったのでエンターテイメントとしては楽しめるけど、結局女の子」×「ガンアクションがしたいだけの設定なので背景世界に疑問を覚えると素直に楽しめない。
「造られた都合の良い平和」=「造られた都合の良い設定」に置き換えると、視聴者は真島の視点になるかどうかの選択を迫られる。そこまで含めてのギミックだとしたらこの作品は天才の作ったものだと言えるかもしれない。


『Engage Kiss』
「紐男とヤンデレ女のただれた関係」
第1話は引いたけど設定に無駄がなくて最終話に向けてすべてつながっていく感覚が非常に秀逸だった。最終評価としては22年夏アニメで一番面白かった。
余談:『リコリコ』と『ゲージ』は良い比較になってる。どっちもオリジナルアニメで、どっちもTRPGにありそうな設定。GMもとい監督がどこを重要視してるかの差が出てる。

ここから追記:
簡単に言ってしまえば『リコリコ』はビジュアル重視で『ゲージ』は物語重視。その差がはっきりとわかるのが「世界観の奥行きの有無」である。
『リコリコ』のクライマックスで「延空木のテロ事件」が起きます。ネット全盛期の世界でこれだけ大掛かりな事件が起きたなら外国の目も向けられているでしょう。ましてや世界一治安のいい国が10年前のテロの再来ともなればメディアの追及は免れないでしょう。けれどもストーリーは主人公たちの主観だけで進められる。DAは外国さえも黙らせることができるのか?「東京以外が水没した世界だった」と言われても驚かないぐらい外の世界のことが描かれていません。

「ウルセー!俺は千束とたきなを描きたいんだよ!」

と言わんばかりに現場のことしか描いてないんです。ここまで割り切ってくれるならそれはそれでいいんですけどね。全力で盛り上がっていたのも事実ですから。

 

一方で『ゲージ』は衛星兵器を使ったシーンで「諸外国の軍艦に囲まれた」というセリフが入ります。結局は「画面外の交渉」で解決してしまいますが、たったこれだけでもベイロンシティという架空の島がこの地球のどこかにあるという地続き感が出てくるんです。すなわちオルゴニウムが国家間のパワーバランスを左右する代物だとわかるのです。うまく伝わったかわかりませんが、こういうのが世界観の奥行きなんです。「描かれていない外側が想像できる」と言い換えればいいんですかね。

 

『リコリコ』の足立慎吾監督は原画出身だからなのでしょうか「見栄えのいいシーン」を作るやり方になるのでしょう。対して『ゲージ』の田中智也監督は演出出身なのでキャラクターがちゃんと舞台に立ってる安定感がある気がします。脇役がしっかりと物語の脇を締めてくれるところとかがそうです。

 

どっちも制作がA-1 Picturesなのに、こうも色が違うのが面白いですよね。

 

「どっちの作り方が正解か」などいうくだらないことは言いませんが、僕個人の好みとしては『Engage Kiss』の方が楽しめました。「美人は三日で飽きる」なんて言葉があるようにビジュアルだけで惹きつけられる興味には限度があるような気がします。


『連盟空軍航空魔法音楽隊ルミナスウィッチーズ』
「安定して面白い」
スピンオフみたいな作りじゃなく、時間軸がちゃんと1期とリンクしてるのがよかったね。


『プリマドール』
「大好物全部盛り」
昭和レトロ、ロボ子、歌と僕の好きなものが全部そろってる。見ないわけにはいかない。戦争を終わらせるというテーマはここしばらく多くなりそうですね。


東京ミュウミュウ にゅ〜♡』
「ご奉仕するにゃん」
まさかまた見れるとは思わなかった!!!


『咲うアルスノトリア すんっ!』
「壮大に何も始まらない」
ソシャゲに手を出してないからなのかもしれないが、あの「Warning」ってのが何がしたかったのかわからなかった。女の子がお茶してるだけでよかったんじゃね??


『シャドーハウス 2nd Season』
「シャドーハウスの闇がまたひとつ明かされる」
こういう閉鎖物は最初にでっかい謎がドーンと出て、それが徐々に明かされていくから面白さが先細りするものなんだけど、この作品は章仕立てのミステリーみたいにしっかりしてる。


惑星のさみだれ
「面白かったんだろうなぁ」
あまり絵にはこだわらない方なんだけど(ってかこのアニメは絵だけじゃなくってテンポとかも悪かったけど……)原作の面白さが伝わってこないなーとずっと思いながら見てた。ストーリーだけを追うと面白い。
余談:夕日が祖父を助けたのは自分を許せなくなるからであって、現実にはあんなに劇的なことは起こらないから手遅れなレベルで自己否定を拗らせるのがほとんどなのだろう。夕日が乗り越えたものがどれほど偉大だったか。それゆえに未来をつかむことができたことか。そういうのが伝わるといいな。


『Extreme Hearts』
「今年の最高峰」
アイドルがステージを賭けてスポーツで競うとか色物以外の何物でもないのに骨太なスポコン、細かいキャラ描写、公式サイトの連動などなど異常な力の入れっぷり見惚れる。残りは動画で語ります。


異世界薬局』
「キービジュアルの3人ともかわいいな」
真ん中男じゃねーかよ!!!!ってな流れで見始めたんだけど、なかなか面白かったです。病気と闘うというのは冗談半分では描けないから真実味が帯びてくるんでしょうね。自分だったら左団扇で暮らしちゃうな。


機動戦士ガンダム 水星の魔女』
「まだ何がしたいかわからない」
始まったばかりだから、特に感想を書けるほどはないかな。これ「ガンダム」ってタイトルがついてなかったらどうなってたんだろうな。
余談:市ノ瀬加那さんは『フェアリー・ゴーン』のころから知るようになった声優さんだけど、なんつーか親に恵まれない役ばかり来るよね(´・ω・`) 現時点でろくな目に合わないことが予想されるので、僕の胃が持つか心配です。


『うちの師匠はしっぽがない』
「心中しなくてよかった」
なんか落語で心中しそうな人が一人混じってたので心配だったw 落語の内容の方にまでスポットが当たってるのはいいなと思いました。もっと落語が盛んになるといいんですけどねぇ。


『宇崎ちゃんは遊びたい!ω(だぶる)』
「どうぞお幸せに」
もうね。これ以外いうことないね。


後宮の烏』
「原作読みたい」
秋アニメは豊作だったので陰に埋もれてしまったけど間違いなく名作です。ミステリー好きの人には勧め。アニメ化の過程でカットないし改変されてる部分が気になるぐらいには気に入ってます。


『新米錬金術師の店舗経営』
「サラサのアトリエ」
ところどころ描写が緩いけど、経済観念とか悪徳を許さない信念とかがしっかりしてて好感が持てる。


ヤマノススメ Next Summit』
「念願の富士山リベンジ」
あおいの富士山登頂を見届けるまで死ねないと思っていたので、これでようやく安らかに眠れます。1期からの振り返りを交えることですべての道程を描いた逸品です。やっぱ『スタッカート・デイズ』だよな。


『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』
「たくみんがサイコーにかわいい」
なんだろうね。この緩やかな雰囲気がすごく好き。癒される。色使いがやさしいからと、いろいろ理由を付けることもできるが、そんな考察がすべて野暮になるくらい好き。


『虫かぶり姫』
「見る砂糖」
『虫かぶり姫』ってすげーよな。最後まで砂糖たっぷりだもん。


『アキバ冥途戦争』
「第1話だけ見れば十分」
もちろん続けてご視聴くださっても構いません。第1話でコンセプトを理解していただけるなら楽しめるでしょう。最後までゆっくりとご堪能ください。ご主人様。
こんな言い方してるけどホント面白かったです。ただしコンセプトや表現、主張を理解しないまま見ても面白くありません。見る人を選ぶ作品です。


『令和のデ・ジ・キャラット
「モレらの平成が帰ってきた」
絵柄は変わったけど中身は変わってない。


『PUI PUI モルカー DRIVING SCHOOL』
「かわいい」
こういうのでいいんだよ。


『ぼっち・ざ・ろっく!』
「ロックだねぇ」
初ライブがピークかな。ボッチ生活にピリオドを打ち、変わらぬ日常に帰っていく。そういう情緒がじんわりと来るいい作品でした。
余談:
・物語に動機を与える天然ボケ
・メンバーをまとめるリーダー
・素直になれないツンデレ
・おっとりムードメーカー
・マスコット
このキャラクター構成を『けいおんフォーメーション』と勝手に呼んでいる。
ガールズバンド×掲載誌という共通点から『ぼっち・ざ・ろっく』と『けいおん』を並べて語られるところをしばしば見受けられるが、この2つは本質的には全くの別物である。むしろ『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』の方がただしく『けいおん』を継承してるといえよう。


うる星やつら
「よく頑張ってると思います」
声優も絵柄も違和感なく昭和の『うる星やつら』を再現してると思う。それでも感じる違和感は昭和のネタを令和の倫理観に落とし込んでいるところだろう。ジャリテンとか出せるのか?


いぬやしき
「生きてる実感とは何だろうね」
機械の体になろうがなるまいが、その答えはなかなかでないんじゃないかね。2ちゃんねらーをバンバンやるシーンはやってみたいなと思う人、大勢いるんだろうな……。


ハルチカハルタとチカは青春する~』
吹奏楽のアニメだと思ってました」
日常系ミステリーも嫌いじゃないけどね。500円貯金は両替手数料の方が高くつきそうだなと、今の感覚だとそっちが気になってしまった。


BANANA FISH
「仁義なきバナナ抗争」
特に理由はないけど気になってた作品。ギャングの抗争物の構成をしながらも任侠の風味があり、そこにBLを入れるという何とも言えない作品。面白かったけどアクションがもう少し強めでほしかったかな。


純潔のマリア
「隣人愛・自己犠牲・許し」
公式サイトの『なぜなに中世事情』を合わせてみると面白い。原作知ってる人からは批判されてるらしい。今度探してみよう……。


六花の勇者
「最速2話で犯人が分かる」
とある人のレビュー動画を見て気になったので視聴した。先に謎解きがることを知って見てしまったので犯人捜しは簡単だった。一風変わった密室ミステリーでしたね。続きはどうなるのやら。


中二病でも恋がしたい!
中二病でも恋がしたい!戀
中二病はいとおかし」
まさかこれがきっかけであんなことを始めるとは思ってもいなかったよ(´・ω・`)


『BRIGADOON まりんとメラン
「あは~~ん」
ずーっと気になってたアニメをようやく見れた。この時代のオリジナルアニメはみんな独自の世界を作ってたよね。話数の余裕もあったからちゃんと描けてたんだよね。壮大なSFでした。


今年は見る作品数を減らすために吟味してから選んだせいなのか「外れ」が少ない印象だった。減らしてこの数かよ(´・ω・`)
何となくオリジナルアニメが増えてる気がする。うれしい反面バブルみたいに弾けないか心配だったりもする。
原作付きは2期3期と続くにつれて視聴者が減っていくものなので、今期待してる作品のいくつが最後まで完走できるだろうか……。


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