pokotan_RXのブログ

適当にアニメのことを書いてると思います。

TVアニメ『Fairy gone』がよくわかるお話【人物編】補足

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期待の第2クールが始まった
オリジナルアニメ『Fairy gone』
はやる気持ちを抑えきれず、【人物編】なる解説動画を作ってしまいました。
今回は軽い補足とコメント返しをしたいと思います。


僕にとって「好き」という感情は「良い部分も悪い部分も受け止められる」ものなので「どこどこが悪い」といったたぐいのことを平気で書きます。
共感してもらう必要はないのですがネガキャンしてるわけではないということだけ理解してください。


□オミットしたこと

・マルコ・ベルウッド黒幕説

第1クールのストーリーではあまり関わらなかったけど、この人も思わせぶりな動きをしています。

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動画でも触れましたが『人工妖精誤作動事件』の責任を負いヨアヒム・セット妖精大臣は失墜、次期大臣はマルコ・ベルウッドになります。
新型人工妖精に細工がされていたことを首相に報告するシーンで、ヨアヒムはうろたえているのにマルコは涼しい顔しております。
ひょっとしたら事件に一枚かんでいて、内心ではしめしめと思っていたかもしれません。

ヨアヒムとマルコの顔が似ているので初見時はうろたえてる方がフリーに黒の妖精書奪還依頼した人かなと思ってました。

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部下のグリフ・マーサーも骨相が似てる気がしなくもないですよね。
ひょっとしたら妖精省の力関係は血縁によるところがあるのかもしれません。
個人で妖精学者をしているカイン・ディスタロルが妖精省に入りたくない理由がこの辺にありそうです。

何はともあれ、妖精書著者の子孫であるマルコとグリフは妖精省の実権を握り、かつ『黒の妖精書』を着実に集めているという事実がわかってくると、「こいつら結構ヤベーんじゃねーの」と思えてくるわけです。
いつの間にか第2クールのキービジュアルにも差し込まれてますよね。

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そして妖精省と対立しているのがダミアンとスウィーティーです。
ここも三つ巴になってるんですよね。
どのように風呂敷をたたんでいくのか楽しみです。

・妖精って強いの?

「大戦時に猛威を振るった」と言っているので「戦術兵器としての強さ」はあるんだと思います。
回想シーンでもユアン・ブリーズが単身で砲兵を蹴散らしてました。
たった一人で戦局を大きく変えることができるのだから「妖精が強い」と言ってもいいでしょう。

え?なに?「それはそれだけのことができる妖精兵が強いだけじゃねーの?」だって?

Exactry!!(そのとおりでございます!!)

しかしですね、妖精器官が心臓に癒着してるってことは血液が流れているってことだと思うんですよね。
ってことは妖精器官によって心肺機能も上がっているんじゃないかと思われます。
その上昇量は個人差、妖精差があるでしょうが訓練次第で身体強化が可能だと思われます。
アクセルと追いかけっこしてもスウィーティーが汗ひとつ流さないことや、その他の妖精兵による超人的なアクションの数々をこれで説明できると思うんですよ。

つまり普通の人を妖精兵にできる妖精は強いと言えるわけです(`・ω・´)
え?なに?屁理屈だって?
Exactry!!(そのとおりでございます!!)

『フェアリーゴーン』というタイトルの割に妖精が目立たない理由は数え上げればいとまがないのですが……

・大戦の生き残りはどれも戦術級で使い勝手が悪い。
・戦後の妖精兵は個性的だが、そもそも出番が少ない。
・妖精がいなくても話が進む。

この3つが大きいですね。
第2クールではどのくらい絡めてくれるのでしょうか?
これに関しては少々不安です(´・ω・`)


□コメント返し

【妖精編】

>うぽつ!ダメンズウォーカーみたいになってますぞ!w

投稿者コメントまで読んでくれてありがとう。
うん、まさにそんな感じなんだ。
「僕が見ないと誰が見るんだ」みたいな気持ちから、この動画を作り始めたんだ(´・ω・`)



>妖精という言葉のイメージぶっ壊してくるのすこ
>そうそう 妖精のデザイン好き

うんうん。そういうところから入ってください。
この作品に限らず、どんなことでも「好き」を見つけられるのは生きるモチベーションに繋がります。



>わかりにくすぎで雰囲気アニメになりかかってる気が…
>描く要素を絞ってくれたら解りやすいんだけどね ドラマかバトルか政治劇か戦争か
>ふぇありーんごーもっとやって欲しかったなあ
>公式いらすとやは草

設定を欲張ってるくせに出し惜しみをするから勢いが死に、結果的に雰囲気だけが残る。
歯に衣着せずに言ってしまうと、このような悪循環に陥ってるんですよね。
僕の動画ではアンチ米はおとなしいですが、公式動画のアンチ米は決して的外れでもないんですよね。

シェークスピアや歌舞伎のような古典を見るように前提知識を要求する作品になっているのが原因です。
なので公式サイト、および『ふぇありーんごー』で設定をどんどん配信していくべきなんですよ。
せっかくいらすとやさんに素材作ってもらってるわけですしw

「勉強しないと見れないアニメなんて需要あるのか?」って思うかもしれませんが、オリジナルアニメだからこそ意欲的に挑戦するべきだと考えます。
ツイッターでエピソードごとの補足をしてるみたいですが、あれはログが流れて行っちゃうのでアーカイブスとしては不適切です。
#あと、ネット配信組としてはネタバレされるのが嫌(´・ω・`)

って視聴者の立場だから好き勝手言ってますけど、これって高望みなのかな?
そうなんだろうなぁ~(´・ω・`)
せめて公式サイトの【地名】の項目にハイブランツ公国と地図を載せてください。
#この手の発信はどこにすればいいんだ?ツイッター

あと、ニコニコチャンネルにも『ふぇありーんごー』をあげてほしかった。
つべより盛り上がると思うんですよね。



>そういう展開を期待してるんだけどなぁ・・・

「黒の妖精書が絡んでくるでしょう」というくだりのコメント。
大丈夫です!
そういう展開になります!!
個人的に不安なのは第2クールでも伏線を回収しきれず「続きは劇場で」っていう展開になることです(´・ω・`)
#そもそも劇場版があるかどうか知りませんがね。



>あ、そっか、確か[赤ずきん]の狼ってバアちゃんや赤ずきんを助ける為に銃士が((ry
>?その発想はなかった、なるほど

「フリー腹掻っ捌かれるのか」というくだりのコメント。
まあ、ジングルさんの前で腹割って話をしたから伏線は回収してるんじゃないですかね。

【地理編】

>そもそも字幕がアルファベットで読みづらいから頭に入ってこない

あ……。
自分は「慣れちゃった側」の人間なのであまり気にならなかったけど、アルファベットの、それも気取ったフォントを使ってるから英語慣れしない人には見づらいですよね。
一応縦書きも併記されてるから「情報量的には問題ない」んだけど視線が忙しくなるから理解速度が遅くなりますよね。
雰囲気優先の弊害がこんなところにも……。



>公式設定集とかは読み応えありそうだなあ

細部に至るまできっちり設定を書いてくれたら、それを使って『フェアリーゴーンTRPGとかできそうですよね。
システムは適当なのを見繕って、適当に作れそうです。
実はマーリヤの設定はゲームの出自表を数回振って作ったんじゃないかと思えるんですよね。

1回目:孤児→所持金1/4。なんでも食べれる。数奇な運命。
2回目:木こり→スキル:手斧、行軍、体力+1
3回目:猟師→スキル:猟銃、追跡、スニーキング
4回目:マフィア→スキル:格闘、目星。コネクション。

こんな感じ?
わかってもらえるかな?

【歴史編】

>たまに入るダジャレ好き

ありがてぇ。
毎回は入れられなくて、ごめんね。



>当初の予定通り地味ーな名作という路線を口笛拭きながら歩くアニメになりました

動画編集で楽だった点は作業用BGMが不要だったことです。
口笛を無限ループしてました。



>それでも政治的に納得できる落としどころがあるのは幸せなことだよ。無いと死ぬまで戦う事になる

そう!それ!!
わかってくれて嬉しい。



>アニメの尺でやるには人が出すぎると言われれば否定できない
>せめてイメージカラーとかはっきりしてればなあ 服とか髪とか
>むしろ1期でキャラを掘り下げて欲しかった

一応群像劇って呼んでいいのかな?
スポットが当たっても、すぐに外れちゃうから群像劇っぽくないんだけど……。
アニメ特有の表現方法をさけてる節があるのでイメージカラーを使うわけにもいかないのでしょうね。
それなら視聴者が消化できるぐらいには主要キャラを掘り下げてほしかったですよね。
特にウルフラン。
「お前は俺に追いつけない」とか情報量ほぼ0の厨二病セリフじゃなくってさw
「目的達成するまでお前には捕まらねーよ」って言いたかったんだろうけど、尺が足りないんだからもっと普通にしゃべってくれていいんですよ?



>人名テロップくどいくらい出してくれていいかも
>安心しろおっさん好きな自分もしょっちゅう誰だかわからんくなる
>むしろオッサンの顔の書き分けに力入れてる気がするぜ
>顔はわかるが名前や役職・所属まで一致して覚えられない…

おっさんの見分けがつかないと言いましたが、正確には名前と顔、そして役職が合致した状態で覚えられないんですよね。
その最たる例がシュヴァルツ・ディーゼです。

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初登場は第4話で「ハイブランツ公」と紹介されますが「ハイブランツってどこ?」「ドンくらい偉い人なの?」という肝心の情報がさっぱりわからないまま数分でシーンが変わっちゃうから記憶に残らないんですよ。
#ちなみにOPをコマ送りして探しても「ハイブランツ」という国は見つかりません。
#地図上の国号は「アイネデルン」です。

 

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次に登場するのは第5話。
何か裏があることをチラっと見せるだけのシーンで、4話の時点で記憶に残ってないと「だれ?」ってなります。
第6話になってようやく五公の説明が入ります。
このころから活動が派手になってくるので顔を覚えてくるのですが、テロップがもう出てこないので「だれ?モブ?」ってなるんです。
それゆえ書き分けがされててもわからなくなるという現象が起きるんです(´・ω・`)



>このゲームめっちゃやりたい

人狼役はフリーウルフラン
狂人はジョナサン・パスピエール。
あと、こんな役職はないけど村長:レイ・ドーン
事態が収拾つかないと判断したら最終コマンド「村の焼き討ち」ができる。

【人物編】

>フリーとウルフは1期でもっと掘り下げるべきだった

お、そうだな。アーッ!


>俺だって2周したのにわかんねえよ…

「ダミアンの目的がわからない」というくだりのコメント。
わからなくって普通だと思います。
少なくとも5周はした自分がまだ真理にたどり着けてませんから(白目)
ダミアンは完全にカードが伏せられてます。


>両親死んだくらいで災いの子とまで言われるのはやっぱ宗教的なものなのかなあ

現代の感覚では「単に運が悪かっただけ」なのですが、続けざまに不幸が起こることを「災いを呼んできた」と考えてしまう宗教というか風習のようなものがあるんですよ。実際に。昔はね。詳しくは書かないけど(´・ω・`)
彼らの宗教観では、それを「災いの子」と呼ぶんです。
穢れなので誰も近寄ろうとしません。要はいじめですよね(´・ω・`)
木こりのユルゲンははっきりと言葉では言わないけど「お前は災いの子じゃない」と伝えようとしてましたし、ヴェルも「悪いことなんて起きないよ」と語り掛けてくるように、これが根拠のないただの風習であることを理解してる人もいるんですよ。



>この年齢の女の子でマフィアトップのお気に入りは大したもの

フザンのオークション会場でフリーに捕まらなかったら、ドン・マーリヤが誕生してたことでしょう。



>もうおまえら結婚しろ

それな!(力説)



>公式の用語集を片手に視聴すれば良い(白目)

それな(白目)
ま、アリだと思いますよ。個人的には。広くは受けないってだけで……。



その他「うぽつ」「わかりやすかった」などなどのコメント、本当にありがとうございました。
それから、もうすさん、はずれさん、中佐さん、ukkariさん、六角 レンチ さん、かりんとう妖精さん、 kit2000さん、 blue_sky さん、広告ありがとうございました。
コメントも広告も本当に励みになります。
頑張れたのは皆さんの声のおかげです。

それでは『Fariy gone』第2クールを存分に楽しみましょう。


10/14追記
【妖精編】
>よく理解できんがもったいないって印象
【地理編】
>結構なことつくりこんであるな・・・ほんともったいねえ

設定はあるのに伝わってないのがホントもったいない。
理由はいくつかあるのですが一点挙げると、「劇中で妖精の名前を呼んでいない」ことが原因です(´・ω・`)
自分の妖精の名を何度も呼ぶのは口笛おじさんだけです。
アクセルとスウィーティーも初回時に一回呼んでますね。
アッシュクラッドの名は劇中で出てきてない可能性もあります。
#少なくとも僕の記憶ではなかった。



【人物編】
>あれーこの解説だけ聞くとすごく熱い物語なきがしてくる
>あれ?すごくいい話じゃん…

言うなれば「うまみを凝縮」してますからね。
ポテンシャルの高さは理解してもらえると思います。


10/19追記
【妖精編】
>そんな名前だったのか

妖精視晶壁という単語は劇中で言ってなかったかも。
でも知らなくても話は分かるよねw


10/21追記
【人物編】
>マーリヤ愛されてたんだな

黒の妖精書をマーリヤに拾わせるところが特にいいなと感じました。
自分で拾わせることで「これはお前の成果なんだぞ」と示し、それを含めて「よくやった」と言っているのだと解釈してます。
流行りの言葉でこういうのを「エモい」っていうんですかね?