LibreOfficeのTIPS
自分はLibreOfficeというフリーのオフィスソフトを使っているのですが、この製品のフォントがデフォルトでMicrsoft YaHeiという中国フォントになっているんですよね。
ファイルを新規作成すると必ずこのフォントになるので、毎回毎回設定を直してたんですよ。
「スタイルの管理」で設定を直して「テンプレートとして保存」をすればデフォルトのフォントを直せるという情報があったのですが、これをしても中国フォントから始まったんです。
いい加減頭に来たので、いろいろ調べて原因を究明しました。
まずは直す方法からお教えします。
C:\Program Files\LibreOffice\share\template\shellnew
まずはこちらのフォルダを開いてください。
64ビット版を使っており、インストール先を変えていないのであれば、このフォルダです。
自分はDドライブに入れてるので画像ではローカルディスク(D:)から始まってます。
ご自身で設定を変えている人は「\LibreOffice」以降のフォルダ構成は同じになっているでしょうから、それを手掛かりに探してください。
このフォルダに入ってる4つのファイル「soffice.***」を書き換えます。
それぞれが図形描写、プレゼンテーション、表計算、テキストのテンプレになってます。
右クリックで出る新規作成のそれと一致してますね。
とりあえず需要の多いであろう表計算とテキストだけ説明します。
まずはこれらのファイルをダブルクリックして開いてください。
緑色のアイコンが表計算、青いアイコンがテキストです。
上メニューから「スタイル」→「スタイルの管理」を選ぶ。
右に出る「スタイルと書式設定」から一番上の「標準スタイル」を右クリック→「編集」
「フォント」のタブを探して、図を参考に変更しOkを押す。
・Cale
・Write
ついでだからテンプレートも保存しておきましょう。
既定のテンプレートを設定しておけば、少なくともソフトウェア上で新規作成したときにはテンプレ通りになりますから。
上メニューから「ファイル」→「テンプレート」→「テンプレートとして保存」
図を参考にして保存。
その際下にある「既定のテンプレートにする」にチェックを入れることを忘れずに。
・Cale
・Write
最後にファイルを上書き保存すれば完了です。
やり方は以上です。
はなはだ度し難いのはアップデートするとこれらのファイルが元に戻ることです。
なのでコピーを取っておいてください!
なんで既定のテンプレートを設定しても反映されなかったかというと、エクスプローラ上で右クリックからの新規作成をしていたからです。
フォルダ名が「shellnew」となっていることからも察しが付くように、シェルから作る新規作成はここのファイルをコピーしてるだけなんです。
気づいてみればあっけないものです。